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南足柄の天気の特徴
南足柄の天気の特徴を、過去の事例をもとに紹介します

■2024年の気温は高温だった

小田原の2024年の毎日の

最高気温、1日の平均気温、最低気温、

を右グラフに、平年のものと一緒に示す。

1年を通じて、平年より最高、平年、最低気温

とも数度高かった。

特に、最高気温(赤色)は、平年より高い日が多く

特に7~8月は平年より約5度高い日が続いた。

■2023年の夏は、やはり暑かった

今年(2023年)の夏は、今までの夏より暑く、最高気温が35度以上になる日も多かった。

 

今年2023年と10年前2013年、

20年前2003年の夏7~9月の

小田原市の日ごとの最高最低気温を

グラフにして比べてみた。

2003年から2013年2023年と

徐々に上がっていることが、グラフから

確認できる。このことから、

年々気温が上昇しており、

今年2023年の夏は暑かった​ことがわかる。

231115小田原の最高気温最低気温.jpg

■箱根の山が雨を防いでくれるか

「箱根の山が雨を防いでくれている」と昔から言われているが、本当か?

雨の降りはじめの弱い雨の時は、確かに、箱根の山で雨雲が消滅し、南足柄は雨が降らないケースがある。

雨が強くなりはじめると、雨雲は箱根の山を越えて、南足柄も雨となる。ようだ。

実際の例を、下記の動画にて確認できます。しばらくは、弱い雨で箱根の山が雨を防いでいるが、後半に強い雨になり始めると雨は箱根の山を越えて南足柄も雨となっている。

■西高東低の冬型なのに南足柄は曇り雨となるケース

西高東低の冬型の気圧配置は通常太平洋側は晴れるはずなのに、

南足柄地方は、曇りや雨となる場合があります。

天気図において、下図のように、等圧線が湾曲している場合、

雲が多く雨になりやすいのです。

解説.jpg
アメダス.jpg

■冬に南足柄が雪になるか雨かの評価結果 2020年1月27日例

冬、雪になるか雨になるかは一般的に、気温と湿度の関係が右グラフにより判断できるといわれている。

2020年1月27~28日は、南岸低気圧が近づき南足柄も雪となる可能性もあったが、実際は雨であった。

右グラフに南足柄の状況をプロットした結果、雨となったことが裏付けられ、雪になる可能性は低かったことがわかる。

200127南足柄雪雨判別グラフ.jpg

■南足柄の気温の特長(横浜の気温との比較)

  南足柄の気温は、横浜(天気予報で表示される)の気温と差があるようだ。

   最高気温は、横浜とほぼ同じ。

   最低気温は、横浜より1~2度低い。

2019気温 横浜との比較.jpg

赤色:横浜最高気温に対する南足柄の最高気温の差

青色:横浜最低気温に対する南足柄の最低気温の差

​1月        2月        3月         4月         5月         6月        7月         8月          9月       10月      11月    12月        

2019年の南足柄と横浜の最高/最低気温の差のグラフ

        (小田原消防/足柄消防署データより)

■南足柄の長期間の気温の変化

  地球温暖化といわれるが、南足柄の気温は上がっているのか?

  1980年~2019年の南足柄の平均気温(小田原消防/足柄消防署データより)

  40年間で1度以上上昇している。南足柄気温にも温暖化が表れているようだ。

南足柄気温_1980_2020.jpg

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